白鳳丸インド洋航海に向けて機材積込

7/11に、お台場ライナー埠頭にて、白鳳丸インド洋航海に向けた研究機材の積込作業を行いました。コロナ流行以後は、外国航海が全てキャンセルとなっていましたので、白鳳丸としては実に4年ぶりの外国航海となります。船は8月に東京を出航し、私たちのチームは8月下旬に次の寄港地で乗船します。今回は、2018年のインド洋航海よりも南の海域を中心に海水、SML、エアロゾルの観測をする予定です。

「豊潮丸」研究航海2024

6/30-7/3の日程で、広島大学練習船「豊潮丸」による研究航海に乗船しました。広島大学大気海洋化学研究室の竹田教授、岩本准教授が主催する研究航海に加えていただき、瀬戸内海でSMLサンプリングを行いました。当研究室からは、竹内さん、陳さん、岡本さんが乗船しました。また、研究室OBで現在は国立水俣病研究所の主任研究員を務める多田博士と、同室長の丸本博士も同乗していました。SMLサンプルは、広島大学や水俣研チームとシェアしましたので、分析結果が楽しみです。

 

神戸港ポートタワー前の岸壁から乗船

CTD採水

船内のドライ研究室

SMLサンプリング

日本地球惑星科学連合年会&海洋学会フットサル

5/26-31の日程で、日本地球惑星科学連合年会(JpGU2024)が幕張メッセで開催、インド洋セッション、大気海洋生物地球化学セッションで発表しました。初日の夜には恒例の海洋学会フットサルが企画され、秋に続いて今回も30名以上が集まり大変盛況でした。

研究室歓迎BBQ

研究室で新メンバー歓迎のBBQをやりました。今年も、修士課程、博士課程それぞれに新メンバーが加わりました。また、客員教授として、元東京海洋大学教授の今田千秋先生に1年間来ていただけることになりました。今田先生は、海洋放線菌や乳酸菌からの有用物質探索とその応用研究の専門家です。様々な環境からの新規海洋細菌の分離や培養のコツをぜひ学びたいと考えています。その他、吉澤さんの招聘で8月まで、プロテオロドプシンの発見者のBeja先生も滞在中ですので、こちらも研究活動の刺激になるものと期待です。

 

プランクトン・マニフェスト

4月19日に、国連グローバルコンパクト海洋シニアアドバイザーでPlankton Manifestoを主導するVincent Doumeizel氏が来訪、研究所を案内しました。

国連グローバルコンパクトは、企業の営利活動に対し、人権・労働権・環境・腐敗防止に関する基本原則を順守し実践するよう求める国際的なイニシアチブです。そのシニアアドバイザーを務めるVincent Doumeizel氏が、来日するということで、これに合わせて本所の訪問をアレンジし、国際センターの齊藤教授も交えて意見交換をしました。もちろん、はまのお寿司も堪能していただきました。

Doumeizel氏は、グローバルコンパクトの活動として、2020年に海藻の産業利用に関する提言をまとめたSeaweed Manifestoの作成を主導し、現在はPlankton Manifestoの作成を進めており、私もその編纂に協力しています。これらの提言書は、海藻やプランクトンに関連する企業活動の一つの国際的な指針として利用されることが期待されています。

 

お花見

4/11、ちょうど桜が見頃を迎えた柏の葉公園へ、お弁当とブルーシートを持って研究室メンバーでお花見に行きました。隣のプランクトン研究室のお花見に遭遇。皆さん考えることは同じですね。

令和6年度日本水産学会春季大会

博士課程学生のMai Wasselさんのトラフグ腸内細菌叢の研究がかなりまとまってきましたので、 令和6年度日本水産学会春季大会の英語セッションで、その成果を発表しました。同じセッションで、この研究の共同研究者である長崎大学の阪倉教授の研究室からも、Maiさんが菌叢解析に協力した研究の成果発表がありました。まずは最初の成果の論文発表を目指します。

令和5年度東京大学大学院学位記授与式

3月21日東京大学大学院学位記授与式にて、Ghoshさんが博士、兼利さんが修士の学位を授与されました。安田講堂で全体の式典が開催された後、それぞれの研究科、専攻単位での授与式が挙行されました。Ghoshさんは、農学生命科学研究科水圏生物科学専攻なので弥生キャンパスで、兼利さんは新領域創成科学研究科先端生命科学専攻なので柏キャンパスで学位記をもらいました。夜はおおたかの森駅近くの鳥料理屋さんでお祝いしました。兼利さんは新社会人として、Ghoshさんは大学教員として、今後の活躍を期待です。

新年ランチ会

近くのお店でランチをしました。今年もしっかり研究して、充実した年になるよう気持ちを新たにしました。