今シーズンも波の花サンプリングに行って来ました。
今回は12月20日から24日まで、いつもの金沢大学能登臨海実験施設に滞在して、曽々木海岸でのサンプリングでした。20日の金曜日の午前中に到着すると、「今日は風向きもいいし出てるんじゃない」ということで、早速午後から出かけました。行ってみると、すでに時化が収まりつつあったようで、いわゆる「波の花」状態はありませんでしたが、岩場にわずかに溜まった泡をかろうじてとることができました。翌日からは穏やかな天気で「波の花」は全く出ず……最終日にようやく少し風が吹きそうな予報でしたので、夜明けと共に出かけて行き、少しだけ取ることができました。午後のフライトに間に合うようにと、最後はバタバタでした。
岩場に少しだけ発生
とれたて波の花
泡がなくなると泥水状態に
TEP測定用に染色
細菌の分離作業
1週間後くらいからコロニーが出現
面白そうな菌をピックアップ