8月中旬に東京を出港した白鳳丸が、マレーシアのペナンに到着し、ここからいよいよ研究者が乗船します。私は23日夜に羽田を出発し、クアラルンプール経由で24日にペナン空港に到着、そのままジョージタウンの客船埠頭に向かい、2日前から停泊中の白鳳丸に乗船しました。出港は2日後でしたので、それまで街を見聞する時間がありました。客船埠頭は客船がいなかったので閑散としたものでしたが、少し歩くと繁華街があり、たくさんの観光客で賑わっていました。ジョージタウンは、街が世界遺産となっており、イギリス植民地時代のコロニアル様式の建物や、小さな間口の建物が隙間なく並び2階から伸びたひさしで回廊のようにつなっがっている独特の街並みが、異国情緒豊かな雰囲気を醸し出していました。また、土地を持たなかった中華系移民が一族単位で築いたとされる水上住宅群もとても印象的でした。市場でいただいたラクサやホッケンミーといった麺や、レストランでいただいた海鮮料理は、中華系の味付けが多く、おそらくシンガポールなどと近い感じでした。市場では当然ながらクレジットカードは使えないのですが、QRコードとスマホによる電子決済が普及しており、キャッシュレス社会への移行を実感しました。忙しかったオフィスを離れてリフレッシュしつつ、翌日からの航海に備える滞在でした
客船ターミナル 左奥に停泊中の白鳳丸
独特の建築様式の街並み
水上住宅 ジェッティ
市場のお魚
市場のフードコート
いよいよ出港!