海外インターンシップ

8月最後の週は、海外でのインターンシッププログラムの視察のため、ベルギーの首都ブリュッセルに行ってきました。このプログラムは、東京大学とダイキン工業の産学協創協定による活動の一環として今年から始まったものです。50名の学生がいくつかのチームに分かれて、北米、欧州、中国、ベトナムなど世界各地にあるダイキン社で2~3週間の調査活動を行うというものです。大学としても初めて実施するプログラムということで、その成否を見極めるため、社会連携担当の総長補佐として視察に行ってきました。私は欧州滞在型と世界一周型のチームが、ダイキン欧州本社に滞在しているタイミングで3日間ほど、彼らの活動を見てきました。欧州では夏の気温が上昇傾向にあり、これまで冷房文化のなかったた北部地域でのエアコンの普及が進んでいることや、EUの環境政策とビジネスの関係など、専門の研究分野とは全く違うところでとても面白い見聞ができました。学生の方は、多くの希望者から選ばれただけあって、いずれも個性的かつアグレッシブなキャラクターばかりで、結構タイトなスケジュールやハードル高めの課題設定に苦労しつつも楽しそうでした。来年以降、人気のプログラムになりそうです。いつもとは違う緊張感もありつつ、見聞きするものが新鮮で楽しい視察でした。二泊四日の強行軍でしたが、色々と考えさせられることも多く得難い出張となりました。

ダイキン欧州本社

  ブリュッセル市街

ブリュッセル中央駅

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