4月19日に、国連グローバルコンパクト海洋シニアアドバイザーでPlankton Manifestoを主導するVincent Doumeizel氏が来訪、研究所を案内しました。
国連グローバルコンパクトは、企業の営利活動に対し、人権・労働権・環境・腐敗防止に関する基本原則を順守し実践するよう求める国際的なイニシアチブです。そのシニアアドバイザーを務めるVincent Doumeizel氏が、来日するということで、これに合わせて本所の訪問をアレンジし、国際センターの齊藤教授も交えて意見交換をしました。もちろん、はまのお寿司も堪能していただきました。
Doumeizel氏は、グローバルコンパクトの活動として、2020年に海藻の産業利用に関する提言をまとめたSeaweed Manifestoの作成を主導し、現在はPlankton Manifestoの作成を進めており、私もその編纂に協力しています。これらの提言書は、海藻やプランクトンに関連する企業活動の一つの国際的な指針として利用されることが期待されています。